
ハードオフ金沢鞍月店は、石川県金沢市鞍月エリアに位置する大型リユースショップで、シンセサイザーをはじめとする電子楽器の買取にも対応しています。国道8号線からアクセスしやすく、石川県庁からもほど近い場所にあり、車での来店にも便利な立地です。店舗周辺にはホームセンターや飲食店が立ち並び、週末には家族連れや音楽ファンで賑わいます。
店内は広々としており、楽器コーナーも充実しています。KORGやRoland、YAMAHAといった主要メーカーの中古シンセサイザーを扱っており、買い替えや処分を検討している方にも利用しやすい環境です。持ち込み査定はもちろん、動作チェックや付属品の確認も丁寧に行ってもらえるため、安心して利用できます。特に状態が良く、元箱やマニュアルが揃っていれば査定額アップが期待できます。
地域密着型の接客を心がけていることも特徴で、金沢市内に住んでいる方はもちろん、近隣の白山市や野々市市からも来店者が多く、石川県内での買取拠点として高い信頼を集めています。
公式サイト:https://www.hardoff.co.jp/shop/detail/?p=203029
私は石川県金沢市に住む40代の自営業者です。仕事の合間に楽しんできた趣味が音楽制作で、中でもシンセサイザーの音作りには特に魅了されてきました。金沢のように、四季の変化がはっきりとしていて、伝統とモダンが融合する街では、自然と静かに創作に没頭できる環境が整っています。そんな環境の中で私が長年愛用してきたのが、ドイツ製のシンセサイザー「Waldorf Blofeld」でした。
このシンセサイザーに出会ったのは、富山市に旅行した際、たまたま立ち寄った中古楽器店でのことでした。白い筐体が美しく、視覚的にも音的にもインパクトがありました。店内で試奏したとき、その冷たくも奥深いウェーブテーブルの音色に惚れ込んでしまい、その場で購入を決意しました。
持ち帰ってからというもの、自宅の書斎を中心に、金沢の静かな住宅街の中で音を紡ぐ時間が始まりました。春には梅の花が香る兼六園近くで、小さなポータブルスピーカーを持って作った曲を再生し、歩きながら聴くのが好きでした。冬には積雪によって外出が難しくなる日も多いため、そんな日は自宅にこもってBlofeldのサウンドに包まれながら、自分だけの世界に浸るという過ごし方もしてきました。
金沢市はアートや工芸が盛んな地域という印象が強いですが、近年は音楽フェスやライブイベントも増え、音楽文化が確実に根を広げつつあります。私がよく訪れていたのは、金沢市内のライブカフェやギャラリースペース。ここでは、アコースティックからエレクトロニックまで、さまざまなスタイルの音楽が受け入れられており、Blofeldを使った即興演奏を披露したことも何度かありました。
また、加賀市や小松市の方にもシンセサイザー仲間がいて、彼らとは定期的に情報交換をしたり、お互いの音源を聴かせ合ったりと、地域全体でゆるやかにつながる音楽ネットワークが存在していました。大都市ほどの派手さはないものの、石川県らしい「静かなる情熱」が感じられる音楽コミュニティです。
そんなBlofeldとの日々でしたが、最近になって私は別の音楽表現に興味を持ち始めました。それが、フィールドレコーディングとアナログモジュラーシンセの世界です。金沢や能登の自然音を録音し、それを加工して作品をつくるという方向へと徐々にシフトしていく中で、Blofeldの出番が少なくなっていきました。
特に能登半島で録った風の音や、七尾の港で拾った波の音など、自然の音が持つ独自のリズムに魅了され、それを中心に音楽を構成するようになりました。デジタルの音と自然音を組み合わせる作業は楽しかったのですが、Blofeldのような硬質なサウンドは、その新しい方向性には少し合わなくなってきたのです。
金沢市内のリユースショップに相談を持ちかけたのは、そんな思いが定まったタイミングでした。市役所からほど近いエリアにある店舗は、駐車場も広く、地元の方にも親しまれているお店です。スタッフの方も音楽に詳しく、Blofeldのウェーブテーブル方式や独自のサウンドエンジンについてもよくご存じで、話していて安心感がありました。
査定の待ち時間中に店内を見て回ると、他にもKORGやRolandなどの機材が並んでおり、楽器好きにはたまらない空間でした。Blofeldを丁寧に査定していただいた後、査定結果にも満足し、気持ちよく手放すことができました。
手放した後は、少し寂しさもありましたが、それ以上に「次の誰かの音楽人生に役立ってほしい」という想いが強く残りました。長く使っていたものだからこそ、次の持ち主にとっても大切な一台になってほしいと願っています。
石川県という土地は、静かでありながら創作意欲をかき立てる不思議な魅力があります。日本海の冬の荒波も、夏の晴れた青空も、どちらも音に変換できると感じさせてくれる、そんな感性がこの地にはあります。私はこれからも、この場所で、新しい音を探し続けていきたいと思います。
Blofeldとの時間は終わりましたが、それは新たな旅の始まりでもあります。石川県での音楽制作は、まだまだ終わりません。